Googleリーダーが7月1日で終了するのに伴い、ネットでは「えっそれは困る」「なんてこったあああ!」など悲しみの声が次々とあがっています。
終了の理由は「利用者の減少」とのことですが、生活に密着したサービスだけに、急になくなってしまうと困る人も多いはず(自分含む)。ということで、取り急ぎGoogleリーダーからの「乗り換え先」として使えそうなサービスをまとめてみました。
まずはGoogleリーダーと同じWebサービス型のRSSリーダーから。国産ではlivedoor Reader、海外産だとFeedspot、Feedlyあたりが有力候補でしょうか。
livedoorが提供しているサービス。RSSリーダーの定番として有名で、国内では利用者ナンバーワンを誇る。インタフェースも近いため比較的乗り換えの違和感は少なそう。今のところたぶん最有力候補。
好みに合わせてニュースやサービスをカスタマイズできるYahoo!のサービス。RSSリーダーとしても使うことができる。現在、Google Readerからの引っ越しツールを「爆速」で準備中らしい。
「私たちはRSSリーダーを考えなおします」とうたう、シンプル・使いやすさをウリとするRSSリーダー。Googleリーダーをかなり意識したインタフェースとなっており、英語でも大丈夫という人ならこちらもよさげ。
登録フィードを、その人にとって「アツい」順に配置してくれるため、重要なニュースを優先的に見ることができる。使いこなせれば便利そうだが、自分でサーバーを立てる必要があり、しかも30ドルの有料ソフトなのでハードルは高い。
Googleリーダーと同期可能なRSSリーダーサービス。インポート・エクスポートの必要がなく、ログインするだけでGoogleリーダーから移行できるのが特徴で、7月以降も引き続きサービス継続予定とのこと。GoogleリーダーのクローンAPIを用意することで、既存のGoogleリーダー連携アプリをそのまま使えるようにする構想もあり、実現すれば有力な後継サービスとなりそう。
お気に入りのページを登録しておけば、自動で巡回して更新された順に表示してくれるアンテナサービス。OPMLファイルからのインポートにも対応しているため、Googleリーダーからの移行も可能。
Googleリーダーが終了してしまうと、「Byline」などGoogleリーダー専用の閲覧アプリもおそらく使えなくなると思われます。乗り換えるとしたらこのあたりか。
livedoor Readerに特化したiPhoneアプリ。アプリを立ち上げると記事が自動的にダウンロードされ、オフラインでも閲覧可能。
iPhone用RSSリーダーアプリの定番(Mac用クライアントもあり)。Fever、Readabilityに対応しているので、これらのサービスを使っている人なら引き続き利用可能。ただGoogleリーダー閲覧をメインに使っていた人にはちょっと苦しいかも。公式アカウントでは「Readerは死なないから安心して」とつぶやいており、今後の対応に期待。
上記「Feedly」のiPhone用クライアント。フリックで画面をめくりながらニュースを閲覧できる。本来はGoogleリーダーを閲覧するためのクライアントだが、すでに7月以降のサービス継続を表明済み。
Androidの場合、本家Googleが出している「Google Reader」という公式アプリがありましたが、これもすでに配信終了。代わりのアプリを早急に探す必要があります。
livedoor Reader/Fastladderに対応したRSSリーダークライアント。
上記「Feedly」のAndroid用クライアント。
山のような「未読」にはもううんざりなんだ! という人は、いっそこの機会にスパッとRSSリーダー自体の利用をやめてしまうのもアリかもしれません。
「精度高すぎ」と一部で話題のニュースキュレーションサービス。TwitterやFacebookと連携し、自分好みのニュースを自動で配信してくれる。たしかに精度は高く、RSSリーダーで読むより早いと感じることもしばしば。
注目のニュースを自動で配信してくれるスマートフォン向けのニュースアプリ。エンタメ、スポーツ、2ちゃんねるなどニュースを11のジャンルに分け、興味があるものだけを受け取ることも可能。記事を自動でダウンロードし、電波の悪いところでも閲覧できる「Smartモード」が便利(著作権的にいいのかとの指摘もありますが)。
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