野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）が、3月2日に開幕しました。16の国と地域が参加し、日本は史上初の3連覇を目指します。試合の様子は連日、テレビやネットで中継されていますが、ニッカンスポーツ・コムの“テキスト速報”が面白いと話題になっています。

日刊スポーツのサイト　テキスト速報に注目

　テキスト速報では、「先発は〇〇」「1番〇〇　1-2からフォークボールで空振り三振」など、試合模様を文字で伝えています。日本代表の初陣ブラジル戦では、「先発は田中（ドラフト1位）。頼むぞマー君！」と一言コメントとともにドラフト情報を掲載。8回表の勝負所には「5番稲葉に代打、いいバッターの井端！　鮮やかに右前に同点タイムリー。今日も井端はいいバッターだった！」とダジャレを織り交ぜたテキストになっています。

キューバが中国にコールド○／WBC詳細より　なぜか強調も！

ボールガールがセクシー過ぎるって！

　日本−中国戦では、選手名にOPS（出塁率と長打率を足しあわせた数値）や、占星術の運勢を付け加えています。他国戦でも速報は行われ、「キューバ監督がバナナを食べ始める」「キューバ監督がバナナを置きマウンドへ」（キューバ−中国戦）と、謎の実況を展開します。ほかにも「ネット裏に謎の2人組！　全身オレンジ色にサングラス姿。オランダ応援団か？」（オランダ−オーストリア戦）、「一、三塁のファウルゾーンにいるボールガールがセクシー過ぎる」（韓国−台湾戦）など、試合中の小ネタを挟んでいます。

　時々現れるニッカンスポーツ・コムの迷実況に対し、ネットユーザーからは「バナナをいれる必要があったのか」「面白い」「斬新だ」といった声が寄せられています。テキスト速報は、6日の日本−キューバ戦でも行われる予定です。