ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2月21日、新型ゲーム機「プレイステーション 4」を発表するとともに、専用のワイヤレスコントローラ「DUALSHOCK 4」および専用カメラ「PlayStation 4 Eye」を発表した。
基本コンセプトとデザインはDUALSHOCK 3を踏襲しつつ、本体前面にタッチパッドを搭載し、タッチ操作も行えるようになった。既存の6軸検出システムは引き続き搭載し、モーションコントロールにも対応する。
また新たに、本体上側にライトバーを搭載。3色のLEDの組み合わせでさまざまな色を表現でき、たとえば複数人で遊ぶ場合に、キャラクターの色とライトバーの色を連動させ、自分が操作するキャラクターを識別しやすくする、といった使い方ができる。
ボタン類では従来の「START」「SELECT」がなくなり、新たに追加された「OPTION」ボタンに機能を統合。さらに、もう1つ追加された「SHARE(シェア)」ボタンは、ゲームの動画を配信したり、ゲームのプレイ動画をFacebookにアップロードしたりする時に使う。PS4ではゲームプレイが常時録画されているため、たまたま会心のプレイができた時なども、さかのぼって動画を投稿することができるという。
そのほか、新たにスピーカーおよびステレオヘッドホン/マイク端子も追加された。
PS4のために新しく開発された専用カメラ。空間の奥行きを検出するため、2つの高感度カメラを内蔵しているのが特徴。また4つのマイクを搭載しており、音源の方向を検出することも可能となっている。
またDUALSHOCKのライトバーの色を検知することで、カメラの前にいる複数のプレイヤーの位置を検出、ゲーム内のキャラクターをカメラの前にいるプレイヤーと同じ順番に配置したり、特定のプレイヤーに向かってキャラクターが話しかけるといったこともできるという。また、PlayStation Moveにも対応する。
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