東京タワーから完全な「ダイヤモンド富士」が眺められる瞬間を、東京タワー公式サイトが発表している。2月8日午後5時5分ごろ、空気が澄んで晴れていれば、富士山の山頂に夕日が沈む様子が楽しめるそうだ。
ダイヤモンド富士は、富士山の山頂と太陽がぴったり重なった時に起こる現象。山頂から朝日が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、太陽がダイヤモンドのように光り輝いて見えることからそう呼ばれている。いつでも見られるわけではなく、富士山の西側では日の出の時、東側では日没時に見え、1年間に2回、気象条件が整った時に限り見ることができるとのこと。
東京タワーが推奨する鑑賞期間は2月7日から9日まで。ベストな状態で見られるのは8日だが、前後の2日間も富士山頂近くに沈む夕日が眺められるそうだ。観察場所は、東京タワー大展望台(150メートル)および特別展望台(250メートル)となっている。
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