絵画などにも使われる基本的な表現技術である遠近法。これを使った見事な錯視トリック動画をご紹介します。
一見すると、ソファやコーヒーカップなどが置かれた普通の部屋。部屋の中央に立った男性が赤い風船を膨らませて、コーヒーカップにぽとんと落とします。ここまでは特に不思議なことはありません。
ところが次の瞬間、男性はソファを片手で掴んでひょいっと持ち上げます。実はソファはカメラの手前に置かれたミニチュア。さらに左のコーヒーカップは奥に置かれた大きなもので、壁にかけられていると思った絵画はカメラに貼り付けられた指先でつまめるほど小さなものでした。
シンプルな遠近法だけで鮮やかに人間の目をだまして見せるこの動画。文字通り奥の深い錯視トリックの世界を感じさせられます。
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