水槽の中に水草や石などを自由に配置し、その美しさ、芸術性の高さを競う「世界水草レイアウトコンテスト」。観賞魚用器具などを販売するアクアデザインアマノが2001年から主催している大会で、ネット上でもしばしば「美しすぎる!」「どうやって作ってるんだ……」など、応募作品のハイレベルさで話題になっています。
そんな「世界水草レイアウトコンテスト」の2012年コンテストが先日行われ、アクアデザインアマノより受賞作品の画像が公開されました。細かい説明は抜きにして、とにかくそのすさまじいまでに作りまれた世界観をたっぷりとお楽しみください。
タイトル:Amazon(アマゾン)
タイトル:Gratefulness(感謝)
タイトル:Green convergence(緑の収束)
タイトル:Forest impression(森之印象)
タイトル:Ray of sunlight in the cave(巌窟の光陰)
タイトル:where life begins(生命の生まれる場所)
タイトル:Somewhere in the World(世界のどこかで)
タイトル:The Root(ルート)
タイトル:One too many mornings(いつもの朝に)
タイトル:Autumn Dream(秋の夢)
タイトル:Gliding over the green valley(緑ノ谷を越えて)
タイトル:Tree of the soul(靈魂樹)
タイトル:Scenic Stone Forest(石林風光)
タイトル:Reaching(リーチング)
タイトル:Stairway to Heaven(天国への階段)
タイトル:Elusive Plateau(隠れた高原)
タイトル:A hill with sweet-scented wind(風かおる丘)
タイトル:Apnea(無呼吸)※編集部訳
タイトル:Unknown Way(未知の道のり)
タイトル:The Virgin Stream(原始の流れ)
タイトル:Titiwangsa(ティティワングサ山脈)
タイトル:After the rain in mountain(山雨一過)
タイトル:Untitled(無題)
タイトル:The Late October(10月の終わり)
タイトル:Glade(林間)
タイトル:Ryuoh Valley(龍王峡谷)
タイトル:Green Paradise(緑のパラダイス)
総評によると、今年は世界63カ国から、コンテスト史上最多となる2021作品もの応募があったそう。
事前の評判では、まるでSF映画のワンシーンのような光景を作り上げた「緑の収束」がすごすぎると話題になっていましたがフタを開けてみれば惜しくも3位に。選評によると、こうした「非現実的な表現は水草レイアウトとしては評価の分かれるところ」だそうで、最終的には総合的な技術力や完成度で勝った、Zhang Jianfengさんの「アマゾン」がグランプリに輝きました。しかし「緑の収束」についても「今回のコンテストで最も注目を集めた作品」と格別のコメントが寄せられており、審査員の間でもやはりひときわ目をひいた作品だったことは間違いなさそうです。
ここでは上位の作品のみ紹介しましたが、アクアデザインアマノが発行する「世界水草レイアウトコンテスト2012作品集」では、2021作品すべてをカラーで収録。アクアデザインアマノの販売特約店にて、1600円で発売中です。
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