アメリカ北東部で発生したハリケーン「サンディ」の被害に対し、孫正義氏が50万ドルの寄付を発表。このツイートあてにTwitterで「いちいち公表するな」と批判の声が上がったのをきっかけに、ネット上で議論に発展しています。
Twitter上で寄付を発表した孫氏に、ユーザーの1人が「寄付は普通善意でするもの。いちいち公表するアホはこの世の中お前以外に存在しない。寄付まで商利用すんなクズ!」と辛らつな批判を投稿。孫氏はこのツイートを引用し、「色々な想いが有って公表しましたが、今後は公表を控えるベキなのかなあ…。」と返信しました。
これを受けて、ネット上では「そもそも寄付は公表すべきなのか?」という議論に発展。批判したユーザーの乱暴な言葉遣いには否定的な意見が多かったものの、「純粋に被災者のことを思っているなら黙って寄付すればいい」「売名や商業目的など下心あっての寄付」など、批判に賛同する声も上がっていました。
一方で「会社として寄付するなら公表は当然」とする意見も。「売名や宣伝の意図があっても実際に困っている人にお金が届くならいい」「公表することでほかの企業や個人の寄付を促す効果もある」として、肯定的に受け取る声も多く出ていました。
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