本日、ウォルト・ディズニーがルーカスフィルムを買収したというニュースが入ってきました。この2社、今までも協力関係にありました――それも、けっこう親密な。
両社のビジネス的なつながりは置いといて、いままでディズニーとルーカスがどんなつながりがあったのか、小ネタ風にまとめてみました。
気になるのはディズニーのテーマパークにおけるスター・ウォーズメンバーの出演ではないかと思います。「まさかベイダー卿がパレードに出ちゃったりしてね」とお思いの方も多いでしょうが、これはもう実現しています。
フロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドにあるディズニー・ハリウッドスタジオでは、毎年5月に「スター・ウォーズ・ウィークエンド」が開催され、多くのスター・ウォーズファンが集まります(5月に行われるのはMay the 4th……だから)。
パレードにはジェダイミッキーにレイアミニー、ストームトルーパードナルドなどが登場していました。もちろん、ベイダー卿も。このイベントにはスター・ウォーズに関連した多くのセレブもゲストとして登場します。
このスター・ウォーズ・ウィークエンド、ファンならクスっとしてしまう動画やグッズも公開されます。
小ネタですが、実はもうジョージ・ルーカスはアトラクションデビューをしています。現在はリニューアルのため休止している「スター・ツアーズ」の最後のシーン、燃料タンクにぶつかりそうになったときに奥の事務所で冷や汗をかいている作業員が実はジョージ・ルーカスです。
こちらは2010年にディズニー・ハリウッドスタジオを訪れたジョージ・ルーカス。ミッキーたちと一緒にいるドロイドは「R2-MK」といいます。R2-MKは2013年春に東京ディズニーランドにオープンする「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」にもどこかに出てくるかも?
スター・ツアーズ、そしてインディ・ジョーンズのアトラクションなどでディズニーとつながりのあるルーカスフィルムですが、ディズニーランド・パリにてスター・ウォーズをベースにしたエリアが作られるのでは? といううわさがあります。
これはDisney and moreが伝えたもので、過去に描かれたコンセプトアートの1つに、スペース・マウンテンをデス・スターに変えたイラストがあることから発生したものではないかと言われています。カンティーナ酒場を再現したショップができるのではといううわさも。
また、関連性がありそうなものとして、ディズニーが「アバター」をテーマにしたエリアをパーク内に増設する、というお話があります。これは2011年9月に発表したもので、アバター続編公開に合わせ、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドにアバターのエリアを作るというものです。
しかしこの“アバターランド”、芳しくない話ばかりが聞こえてくるのです。続編映画は当初2014年公開の3部作としていたものが4部作となり、公開時期も早くて2015年といううわさ。アバターのエリアについても現時点でまったく詳細は発表されず、ディズニーマニアの間でもあまり期待されていない状況です。
となると、やはりここは「スター・ウォーズ・ランド」の登場を期待したいところ。まずはディズニーランド・パリの動向をチェックしたいと思います。
そのほか「レイア姫がディズニープリンセスに?」「(トイ・ストーリーの)ザーグがダース・ベイダーにコンタクトを取ろうとしています」など大喜利も盛り上がっているようです。ディズニーウォッチャーとしても大変楽しみなニュースでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.