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 身近な事件を通じて大分を見つめ続ける、大分合同新聞夕刊の名物コーナー「ミニ事件簿」。たびたびネットでも話題にのぼる同コーナーの特設サイトがついにオープンする。2012年11月1日スタート予定で、現在は予告サイトが公開中だ。

画像 予告サイトにはさりげなく猫のイラストも(猫のイラストもミニ事件簿名物のひとつ)

 サイト名は「ミニ事件簿ワンダーランド」。本日掲載されたお知らせによると、サイトは「投稿! ミニ事件簿グランプリ」「ミニ事件簿クラシック」「ミニ事件簿オンタイム」3コーナーで構成。目玉とも言える「投稿! ミニ事件簿グランプリ」では、読者から身の回りで起こった珍事を募集し、優秀作品は表彰するとともに、夕刊紙面にも掲載していくという。

 「ミニ事件簿クラシック」コーナーでは、連載が始まった34年前までさかのぼり、3万本を超える過去記事の中から厳選したネタを掲載。さらに実際の夕刊紙面にも「ミニ事件簿クラシック」コーナーを新設し、サイトとの連動をはかる。「ミニ事件簿オンタイム」は、現在連載中の記事をリアルタイムで読めるコーナーとなっている。

画像 ねとらぼでも以前取材させていただいたことがありました(「震災後、アクセス数は2倍に。変わらぬ日常を伝え続ける、大分合同新聞の『ミニ事件簿』が読まれる理由」より)

 「ミニ事件簿」の第1回掲載は1978年の11月1日。「パトロール中に犬とサルとキジを見かけた」「味噌汁に味噌を入れ忘れた」など、とても事件とは言えないような“ミニ事件”を伝えるコーナーとして地元では親しまれており、ネットでもしばしば「大分が平和すぎる」「大分で味噌汁に味噌を入れ忘れる重大事件が発生!」などと話題になっていた。今後はFacebookなどのSNSとも連動し、読者やネットユーザーとともに、どんどん成長していく「笑いの広場」を作っていきたいとのこと。

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