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 移動中に弁当の中身が寄ってしまう“寄り弁”を防ぐ弁当ケース「よりべんならず」の試作モデルが、「デジタルコンテンツEXPO 2012」(10月25日〜27日)の未来KADENプロジェクト 2012コーナーで展示中だ。

画像 女性が持っているのが「よりべんならず」の試作モデル

 見た目はボールのような球形で、大きさはだいたいハンドボールくらい(直径18センチ)。実は内殻と外殻の二重構造になっており、加速度センサーが本体の傾きを検知すると、内殻だけが回転し中身を並行に保つ。現在は試作モデルのため中身のほとんどを駆動系が占めてしまっているが、理論上では外殻と内殻の隙間を7ミリ程度にまで縮められるとのこと。容積は男子中高生の弁当サイズに合わせ、800〜900ミリットルほどを想定している。

画像 完成モデルのイメージ図。球形の本体の中に、四角い収納スペースがある

画像 傾きを検知するとカラーボールが動き、内殻だけが回転する

 担当者によると、実用化のためには「センサーの反応・正確さの向上」「モーター・バッテリーの小型化・動作向上」が必要だそう。製作は首都大学東京インダストリアルデザインコース・トランスポーテーションデザインスタジオ。少々持ち歩きにくいのが難点だが、弁当のフタを開けて、中身が寄ってしまっていた時の悲しみを考えれば些細なことかもしれない。

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