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 メガネ男子・メガネ女子の皆さん、メガネ選び、どうしてる? そこそこオシャレなわりにプチプライス、おまけにスピーディに購入できる量販店で、デイリー用のメガネを選んでいる人は多い。しかし、毎日身に着けるものだからこそ、長く使えるいいものを真剣に選んでみない? “執事”による丁寧な接客が話題の「執事眼鏡 eyemirror」(東京・池袋)を訪れてみた。

執事スタイルに込めるのは「おもてなし」の気持ち

 執事眼鏡は池袋駅東口から歩いて10分ほど。玄関から趣があり、洋館を訪れているような気分になる。「いらっしゃいませ」とさわやかに迎えてくれたのは、ウワサ通りの執事のお兄さん……! 代表を務める朝倉鏡介さんだ。およそ9年間デパートのメガネ店で働いていた「メガネのプロ」である。そこを辞めて9月1日に「執事眼鏡 eyemirror」を開業し、現在は父親と2人でお店を回している。それにしても、なぜ執事スタイルなの?

趣がある店構え
お父さんの朝倉眼路さん

 「低価格でメガネを販売するお店が増え、メガネ選びも流れ作業のようにすぐに終わる――最近はそういった傾向がありますよね。でも『(要望を細かく)聞いてほしい』というお客様は多いなと、(メガネ店に)勤めていたときから感じていました。お客様がゆったりできて満足のいく接客を受けられ、店側はお客様のこだわりに応じたメガネ選びを丁寧にサポートできればいいなと思い、このお店を立ち上げました」

 執事喫茶のように、執事を前面に押し出した店ではないという。あくまでもメガネという商品選びに、きめ細かく対応する執事が付いてくるという仕組みらしい。20〜30分はかかるという測定時間に、要望を聞いたり、デザインを選んだりする時間を合わせると、所要時間は2時間ほど。「一般のメガネ店の2倍はかかると思います」と朝倉さん。すべてオーダーメイドで作るので、メガネを渡すまでに1週間ほどかかる。

細やかな接客

 測定・加工・調整までの一連の作業を担当するのは朝倉さんだ。これまで勤務していたお店で培った知識や技術が生かされている。ちなみに執事のトレーニングはと聞くと、ホテルマン用の研修を受けた程度だという。それでも会話をしていると「デパートでの接客歴9年」に心から納得。物腰やわらかで、紳士的、すべてが折り目立たしく控えめな姿は、まさに上品な執事そのものなのだ!

口コミ強し! 全国から訪れるファンたち

 2人だけで営業していることもあり、接客をしていると、あまり電話に出られないこともある。そのためWebサイトには電話番号すら載せず、宣伝もほとんどしていない。しかし、9月のオープン時に一度Webのニュースに取り上げられたことがきっかけで、Twitterなどでお店のことを知ったお客が、続々と訪れるようになったという。正午〜午後3時ごろが狙い目で、午後4時以降になるとお客がどっと増える。

店内の様子

 1度訪れて気に入ったお客が、口コミで友人らに伝えることが多く、北は北海道、南は山口県まで各地からお客が訪れるようになった。特に土日にやってくる人が多い。取材日(平日昼ごろ)にも東北地方からお客が訪れていた。時間をかけた細やかな接客、品ぞろえがウケているようだ。ユニークな品ぞろえについては後で詳しく説明したいと思う。

 人は限定モノに弱い。「執事眼鏡 eyemirror」でしか販売していない独特のメガネもある。穴を開けたレンズにチャームを着けて楽しむという、メガネで個性を出せるスタイルだ。ハロウィンシーズンということもあり、かぼちゃやおばけのチャームが陳列されていた。「ディスプレイ用に作っていたのですが、お買い求めになるお客様が意外と多いんです」と、朝倉さんは驚きと喜びの入り交じった表情を浮かべていた。

かわいらしいチャーム
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