東京メトロは銀座線の一部の駅で、街のイメージに合った曲を発車メロディーとして導入する。
浅草駅、上野駅、銀座駅、溜池山王駅の4駅で導入する。メロディーは、浅草駅が滝廉太郎作曲の「花」。浅草駅近くの隅田川が曲中に登場するためだ。上野駅は上野公園の桜にちなみ、森山直太朗さんの「さくら(独唱)」、銀座駅は「銀座カンカン娘」、溜池山王駅はビジネス街をイメージしたオリジナル曲となる。浅草駅、上野駅は10月30日始発、銀座駅、溜池山王駅は31日始発から使用する。
東京メトロは銀座線、丸ノ内線、有楽町線などでオリジナルメロディーを採用しているが、今回の4駅では駅や街にゆかりのある曲を採用することで、路線や駅に愛着や馴染みを持ってもらうことが目的。
JRや私鉄では既に一部の駅で発車メロディーや列車接近メロディーに地元に関連した曲を採用しており、例えばJR高田馬場駅では「鉄腕アトム」のテーマ、京王線聖蹟桜ヶ丘駅では映画「耳をすませば」の主題歌「カントリーロード」が流れる。
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