先日「YKI48総選挙」の記事でも紹介した福岡市博物館の特別企画展「幽霊・妖怪画大全集」。6月30日の公開を前にして、公式サイトでは相変わらず一風変わったプロモーションが展開されています。
そのひとつが「妖怪カルタ」。この特別企画展に出展される幽霊・妖怪画の中から48枚が川柳調のカルタになって紹介されているのですが、これがまた絵画の怖さからはほど遠いイメージで表現されていて実にゆるい味わいがあるのです。
例えば青白い顔が不気味な幽霊画は「でかい顔死んでも個性が光ってる」、巨大ながしゃどくろは「脳がないドクロに話は通じない」など。中には「好きになり死んでも想いは消えぬもの」なんていう情緒にあふれた作品もあり、絵の世界の裏に隠された物語性を想像させてくれます。
公式サイトでは他にも「妖怪・幽霊 直撃インタビュー」などの企画を用意。ただ怖いだけではない、幽霊・妖怪画のユニークな一面を引き出しています。
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