以下の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1206/18/news026.htmlより取得しました。


 学校給食の写真をブログに投稿して人気を集めた英国の小学生マーサ・ペインさん(9)のブログに、校長が禁止を言い渡したが、批判を受けてすぐに撤回した。

給食の写真を投稿しているマーサさんのブログ

 マーサさんは4月末に、父親の助けを借りてブログ「NeverSeconds」を立ち上げ、通っている学校の給食の写真を点数やコメント付きでアップした。貧しい子供のためのチャリティーに寄付を募るために立ち上げたブログだったが、給食が貧相なことが話題になり、ニュースに取り上げられるようにもなった。例えば彼女が最初に投稿した給食の写真は、ピザ1切れに小さなカップケーキ1つと小さなコロッケ1つ、コーンが少々という内容だった。

マーサさんが最初に投稿した給食の写真。育ち盛りの子どもに足りるとは思えない

 マーサさんは6月14日に、「グッバイ」というエントリーを投稿。「新聞に載ったせいで」、校長から今後給食の写真を撮影してはいけないと言われたことを伝えた。この日ブログのアクセス件数は200万に達した。父親によると、この決定は地元の議会によるものという。マーサさんのブログを取り上げて、学校の給食スタッフを解雇するべきと伝える新聞もあり、それが禁止令の原因のようだ。

 NeverSecondsブログには「悲しい」「不公正だ」「地方議会に苦情を申し立てた」といったコメントが寄せられ、有名なシェフで学校給食改革に取り組むジェイミー・オリバーさんはTwitterでマーサさんを支援するツイートを投稿した。

Stay strong Martha, RT this to show your support #neversecondsbit.ly/LXzJcI Jx

— Jamie Oliverさん (@jamieoliver) 6月 15, 2012

 その後、地方議会のリーダー、ロディ・マキッシュ氏は、マーサさんの撮影禁止を撤回するよう上級職員に求めたとの声明を発表し、「検閲はしない」「進取的で想像力あふれる生徒によるブログNeversecondsの継続を認める」と明らかにした。給食スタッフへの不当な攻撃は認めないとしつつも、この状況はマーサさんのブログのせいではないとしている。同氏はマーサさんと父親に会うつもりだとも述べている。

 マーサさんは翌15日のブログで、通常通りにブログ更新を続けることを明らかにし、支持者への感謝を述べた。チャリティーへの寄付がおよそ4万5000ポンド(およそ550万円)集まったことも報告した。

6月18日10時追記:当初「学校がブログ投稿を禁止」としていましたが、禁止の決定をしたのは議会であるため、記事を修正しました。

関連キーワード

給食 | ブログ | 小学校 | 写真 | 投稿 | 寄付・募金 | 批判 | 撤回・断念


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.




以上の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1206/18/news026.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14