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 スナック菓子など、いったん封を開けるとつい食べ過ぎてしまいがちですが、米コーネル大学の研究者が、食べ過ぎを防げるかもしれない方法を見つけました。“食べられる目印”を入れておくというものです。

 同校の実験では、筒型容器入りのポテトチップスを用意し、赤く染めたチップスを数枚おきにはさみました。98人の大学生を2つのグループに分け、1つ(実験群)には赤いチップス入りのポテトチップスを、もう1つ(統制群)には赤いチップスが入っていないものを渡して食べてもらいました。その結果、実験群の学生は、統制群と比べて、食べた量が約半分だったそうです。しかも、実験群は自分が食べた枚数をだいたい正確に把握していたのに、統制群は自分が食べた枚数を実際よりも約13枚少ないと考えていました。

 「人はだいたい、おいしければ目の前に置かれたものを食べる」と同校のBrian Wansink氏。「空になった皿やボウルの底など、視覚的な手がかりを使っていつ食べるのをやめるか判断している人がいる」ということを示唆する研究は増えていると言います。実験では赤いポテトチップスが手がかりになって、たくさん食べるのを防いだと考えられます。学生はどうして赤いチップスが入っているのかは知りませんでしたが、それでも食べ過ぎ抑止の効果はあったようです。

 スナックに目印を入れれば、自分がどれだけ食べたかを把握して食べるのをやめるのに役立つかもしれないとWansink氏は語っています。さらなる研究が必要ではありますが、この効果が実証されればいろいろな食べ物に活用できそうです。袋入りのポテトチップスでは使えなそうですが……。

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