いよいよ明日5月22日にオープンする東京スカイツリー。周辺施設である東京ソラマチも同日オープンする。その規模は今春続々とオープンした商業施設とは比較にならない、312店舗という超大型施設。1日でまわりきるためには、事前に戦略を練ることが重要だ。そこで、内覧会取材で見つけたおすすめポイントをご紹介したい。
東京スカイツリーといえば、634メートルの日本一高いタワー。それにちなんで、細長い限定グルメがたくさん並んでいる。オープン直後はどこも行列が確実なので、どうせ並ぶならば話のネタになるものを選んでみてはいかがだろう。
ムーミンハウスカフェではソラマチ限定のニョロニョロドーナツが登場。ここは施設の外側にあるため、意外と穴場かもしれない。
2階にある「東京下町シュークリーム スイートオーブン」の人気商品が「東京ツリーシュー」。まるでバゲットパンのような細長いシュー生地のなかに、カスタードが詰まっている。その全長は30センチ。
全体的にはスイーツの限定品が多いが、なかにはこんな変わり種も。こちらはキティの焼きするめ。「Hello Kitty Japan」ではこれまでにもするめを販売する店舗はあったが、これはスカイツリー限定パッケージ入り。
ソラマチは「新しい下町」というコンセプトで店舗づくりをおこなっている。なかでも4階のイーストヤードでは、和風の雑貨や懐かしい駄菓子屋などを扱う店舗が集まっている。六本木ヒルズにも店舗を構える「トーキョータイヤキ」では、ソラマチ店でしか食べられない鯛焼きがある。それがこちら。
1975年発売された大ヒットソング『およげ!たいやきくん』の主人公たいやきくんをかたどった鯛焼きだ。子供向けテレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」の歌としてリリースされたこの曲は、何度もリバイバル発売されたこともあり、オンタイムの世代以外でもこの歌に馴染みがある人は多い。「毎日毎日鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃった」たいやきくんを食べるなんて……と残酷にも思える。しかし、美味しそうなのだ。
その様子はこちら。頭のなかでBGMを付けてご覧あれ。
312店舗となると、そこで勤務するスタッフの制服も多彩だ。ソラマチに出店する際にここ限定のオリジナルの制服を用意するところも多い。
新しい下町の商業施設として定着するか、注目したい。
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