5月18日から六本木ヒルズで開催されているイベント「Adobe&Creators Festival」(5月20日まで)に、自分自身がペンツールのようになって文字を描けるアトラクション「Font Me」が登場した。描いた文字は特設サイトでダウンロードできる。そこで記者も文字通り体を張ってフォントになってみた。
Font Meの楽しみ方は、(1)15文字以内の描きたいフレーズを決めて、(2)カメラの前でボディアクションするだけ。カメラ横のディスプレイには、連写された自分の写真が折り重なって表示され、1本の線となり、指定したフレーズの1文字1文字をかたどっていく。
フレーズはカタカナかアルファベットのみということで、記者は「ネトラボ」と指定していざ挑戦。アトラクションエリアでさまざまなポーズを決める。ディスプレイには、どこを切っても同じ絵が現れる金太郎飴のように、記者の写真が並ぶ。ジャンプしたり、手を振ったりして動きまわったため、いびつな線になった。
指定したフレーズはその場でステッカーにプリントしてもらえる。特設サイトではこのようにフォントが完成する過程を動画で見たり、体で表現した文字をダウンロードしたりできる。体験は無料。カラフルな洋服で挑戦した方が出来上がった文字が鮮やかになるのでオススメだ。
Font Meは、Web制作のバスキュール、グラフィックデザインなどを手がけるライゾマティクス、デルトロが手がけた。「Adobe&Creators Festival」では今週末、AR三兄弟など30組以上のクリエイターによるフリーマーケットも合わせて開催される。
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