富士急ハイランドでは7月下旬導入を目指した「新脱出迷宮アトラクション計画」を始動した。
“迷宮”と化した収容所からの脱出を試みるミッションクリア型のウォークスルーアトラクションで、脱出成功確率は限りなく0%に近い数字を目指すとしている。
世界最恐の巨大お化け屋敷「最恐戦慄迷宮」で培ってきたノウハウを元に、今度はホラーではない“迷宮”を作り出す。延べ床総面積は約3300平方メートルにも及び、“リアル”にこだわった実際の収容所をイメージした演出が施される。
舞台となる収容所内はいくつかのステージに分かれており、それぞれ制限時間内にクリアしないと次のステージに進むことが出来ないようになっている。ステージには難易度が設定されており、知力・体力・運を使ってさまざまな手掛かりを見つけ出し、脱出を目指す。なお、脱出に成功するとその栄誉を称えた景品が贈られる予定だ。
富士急ハイランドでは過去、リアル脱出系のイベントを開催していることもあり、その際は多くのゲストを動員した実績もある。全天候型の常設の脱出アトラクションを待ち望む声も多かった(※追記:本アトラクションにはリアル脱出ゲームを主催するSCRAPは関わっていない)。
新脱出迷宮アトラクションの正式名称は未定。5〜30分ほどの所要時間で、定員24名ほどを予定している。料金は800円。なお、本アトラクション導入に伴い、「合戦 戦国BASARA」及び「戦国城下町」の営業は終了する。
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