つくばエクスプレス秋葉原駅構内に、史上初の「ランチパック専門店」がオープンした。ランチパックシリーズを販売する山崎製パンの直営で、首都圏に特化した新しい店舗開発を狙う。
店内では30種類近いランチパックを常時取り揃える。さらに現在はオープンセールとして、杉並の工場から出荷される基本の27種類のほか、宮崎の「マンゴークリーム&ホイップ」や島根の「出雲ぜんざい風」、京都の「抹茶板チョコ&宇治茶クリーム」、青森の「十和田バラ焼き風」などユニークな“ご当地”ランチパックも販売中だ。オープンを記念したグッズプレゼントも行ったが、午前中には配布終了になるほどの人気だったという。
ランチパックの歴史は意外に古く、初登場は1984年。スタート時のラインアップはピーナッツ、小倉、青リンゴ、ヨーグルトの4種類で、当時はどちらかと言えば菓子パン系が中心だった。ちなみに初期4種類のうち、ピーナッツは今でも販売されているロングセラー商品だ。
今のように多くのバリエーションを投入するようになったのはここ5〜6年のこと。食パンの調理技術やカット技術が向上し、より様々な具を中に入れられるようになったのがきっかけ。これまでに何種類くらいのランチパックが作られたのか聞いてみたところ、多すぎて担当者でさえ正確には把握しきれていないとのこと。参考までに、2010年に数えた時には、関東エリアだけで年間200品種もの新商品が発売されていたそうだ。
これだけの数のランチパックがずらりと並ぶ様子はまさに壮観の一言。オープンを記念し、4月27日から30日には日替わりのグッズプレゼント(先着順)を、5月3日から6日にはくじ引き抽選会を実施する。ランチパック好きな人はぜひ足を運んでみてほしい。
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