テクノロジーの進化は、ついに2次元と現実をつなぐことを可能にした――AR(拡張現実)を使って、自分の部屋に初音ミクを召喚することに成功した技術者が現れた。
この技術はKinectとヘッドマウントディスプレイ「Vuzix Wrap1200V」を使って、部屋全体をAR空間にするというもの。ニコニコ動画ユーザーのksasao(ミクミンP)さんが作った。
Kinectで自分の位置を計算し、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)のセンサーで頭の向きを検出。HMDにカメラを取り付けて部屋を撮影し、その映像にCGのミクを重ねてHMDに表示している。ARマーカー不要で、リアルタイムでCGを映像に合成できる。ksasaoさんのデモ動画では、部屋の中を3DCGのミクがくるくると走り回っていてかわいらしい。
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