「WEB業界ろくろ回しすぎワロタ」――。そんなつぶやきが週末、Twitterを駆け巡った。
「ホントだ回してる」
「俺もやってるwww」
「私も回していたかもしれない」
なんだなんだ、Web業界関係者の間で陶芸でも流行ってるのか!? ……と思って調べてみたら、あああ、そういうことか!
要するに、インタビュー写真などで、手で何かジェスチャーをしている様子が「ろくろを回している」ように見えるということらしい。そう言われると、もうそうとしか見えない……! もともとは2ちゃんねるのスレッドが発端で、そこからまとめサイトやTwitter、Facebookなどを経由して一気に広まったようだ。
Twitter上での反応などは、NAVERまとめの「『WEB業界ろくろ回しすぎワロタ』に対するWeb業界の反応をまとめてみた」にまとまっている。「自分も回していた!」と驚くWeb業界関係者、「手を入れることで写真に表情(変化)をつけたくなるの」と事情を語る記者・編集者など反応は様々だ。
コメントを見るかぎり、より「ろくろを回しているっぽい」手つきであるほど高評価とされている模様。広げた手の幅でろくろの大きさが決まり、角度でこねている土の形が分かる。手のひらを上に広げている場合は、完成したお皿を手に持っているようにも見える。どれも似たようなポーズなのに、そこから生み出される作品はまさに千差万別。中には「これから写真撮る時はろくろまわしたろ」、「Web業界人として、ろくろはうまく回せて然るべき」など、無駄にろくろ回しへの意欲をうかがわせる人も……。
ついでにITmediaの記事内でろくろ写真を探してみたら、確かにみんな回している! 全部をチェックしたわけではないが、あれとか、これとか、それとか、だいたいインタビュー記事の2〜3人に1人は土をこねている印象だ。これからインタビュー写真を選ぶ際にはぜひ、ろくろを回す手や、こねられている作品の美しさにもこだわってみたい。
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