スマートフォンで写真を撮ったら、通行人が写り込んでしまった――そんな時に余計なものを簡単に消せる技術「Remove」を、モバイル向け画像処理技術を手がけるScaladoが開発した。
Removeは写真内の不要なオブジェクトを検出し、ユーザーは消したいオブジェクトをタッチして選ぶだけで削除できる。削除できるのは通行人など動くもの。The Vergeによると、Removeは1度に5つのフレームを撮影してそれを解析することで、写真内の動くオブジェクトを特定するという。
Removeはバルセロナで2月末に開かれる2012 Mobile World Conferenceで披露される。ScaladoはRemoveをアプリとして直接販売するのではなく、端末メーカー向けに提供する予定としている。
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