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 中古CDショップのようにいらなくなった音楽ファイルを売買できる米国のネットサービスReDigiが、レコード会社に訴えられていた訴訟で白星を収めました。

ReDigi

 ReDigiは昨年秋に始まったサービスで、ユーザーはオンラインで聞かなくなった音楽ファイルを売却したり、中古のファイルをiTunesよりも安く購入することができます。同社は著作権問題の対策として、独自技術を使って、ユーザーが売ろうとしているファイルが合法サイト(iTunes)から購入されたものであること、ユーザーのPCや端末にコピーが残っていないことを確認しています。

 こうした対策を取っていたものの、ReDigiは1月にEMIグループのCapitol Recordsから著作権侵害訴訟を起こされました。BusinessWeekによると、ReDigiは「ファーストセールドクトリン(著作権者は著作物の複製物を売却その他譲渡する排他的な権利を持つが、それを売却するとその権利を失い、買主は制約なくそれを処分できる)がデジタル音楽の転売にも適用される」との姿勢ですが、Capitolは「売られるのはiTunesで買ったオリジナルのファイルではなくデジタルコピー」であり、著作権侵害に当たると反論、1曲当たり15万ドルの損害賠償とサービス閉鎖の仮処分命令を求めました。

 裁判所の判事は、サービス閉鎖を求める申し立てを棄却。Capitolが、取り返しの付かない損害を受けたとする主張を証明できなかったためとしています。その一方で、訴訟の棄却を求めるReDigiの主張も「時期尚早」と退けており、訴訟自体は継続することに。判事は「これは素晴らしい問題だ。技術的、法的な問題を多数提起している」としており、今後の審理でReDigiが合法かどうかが議論されていくことになります。

 ReDigiは、消費者には自分のデジタル音楽を売る権利があるとし、今回の決定は「消費者のデジタル資産を売却する権利を守る戦いでの大きな前進」としています。

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