日本には「納豆」や「くさや」など臭いはキツいがくせになる（？）食べ物がさまざまある。ちなみに納豆は1日履いた靴下の約4倍臭いが強いそうだ。だが世界には、そんな納豆をはるか凌ぐ強烈な食べ物がある。トリップアドバイザーが1月26日に公開したインフォグラフィックス「世界のくさくておいしい食べ物」でチェックしよう。

　見事1位に選ばれたのはスウェーデンの「シュール・ストレンミング」。ニシンの塩漬けを缶の中で発酵させた缶詰で、記者も臭いをかいだ経験があるがとても食べる勇気は持てなかった。フタを開ければ一気に腐臭のする汁が飛び散り、その臭いは2、3日鼻に残り続けるほどだった。2位はガンギエイを発酵させた強烈なアンモニア臭のする「ホンオ・フェ」。韓国で高級食品とされており、結婚式などお祝いの席で食べられるそうだ。

　3位はニュージーランドの「エピキュアーチーズ」。4位は、アザラシの腹に海ツバメを詰めて地中で発酵させた「キビヤック」。そして5位が「くさや」。臭い測定器「アラバスター」を用いた調査によると、1日履いた靴下は120Au。数値が大きいほど臭く、エピキュアーチーズは1870Au、キビヤックは1370Auだが、シュールス・トレミングは8070Auと比較にならないほどのレベル……。シュール・ストレミング、恐ろしい子！