米McDonald'sのTwitterキャンペーンが、ネガティブなコメントだらけになるという状況に陥ってしまいました。
このキャンペーンは先週開始され、「#MeetTheFarmers」というハッシュタグで、McDonald'sの食材を生産している農家の努力や情熱にスポットライトを当てています。ところが、McDonald'sの公式Twitterアカウントが「#McDStories」(マクドナルドストーリー)という別のハッシュタグも使い始めたところ、このタグと一緒に「食事につけ爪が入ってた」「店にネズミがいた」など、McDonald'sにまつわるいやな経験をツイートするユーザーが相次ぐ事態に。同社はすぐに#McDStoriesのタグを取り下げました。
「1時間たたないうちに、計画通りに行っていないと分かった」とMcDonald'sの担当者はpaidContents.orgに話しています。宣伝ツイートに使う言葉は慎重に選んでいるそうですが、「ファンもアンチも参加するのは避けられない」と担当者。今回の件ではアンチの方が多かったようです。ソーシャルメディアを使ったプロモーションの難しさを示す一件と言えます。
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