模型制作集団「リアル・ロボット・モデラーズ」(RRM)が手掛けたAKB48仕様のノーベルガンダムが、「再現度高すぎ!」とネットで話題になっている。制作のきっかけは東日本大震災。RRMメンバーの並々ならぬ思いが込められているようだ。
1/144スケールのノーベルガンダム12体を使い、AKB48の楽曲「言い訳Maybe」のCDジャケットを再現した。チェック柄のスカートやリボンを身に付けており、AKBメンバーの身長差やポージングも忠実に再現。「国民的なアイドルとしての存在感や明るいオーラを表現したい」と考え、制作から撮影まで本気で取り組んだという。
制作のきっかけは東日本大震災。RRMの活動拠点である福島県も大きな被害を受け「とても模型を作るような気にもなれずただ余震に怯える日々を過ごして」いたが、チャリティーイベントで歌って踊るAKBの姿に感銘を受け、「私たちも普段の生活を取り戻さなければいけない」という思いで企画をスタートしたと説明している。
完成した作品については「ロボットであるガンダムと、生身の人間であるAKBの各メンバーの持つキャラクターの融合、そしてロボットにもフィギュアにも寄らない独特の雰囲気を出すというのが大きな目標でしたが、なんとか達成できたと自負しております」とコメントしている。
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