会場に1歩足を踏み入れれば、そこはアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の世界――。キャラの等身大フィギュアなどを使って同作の名シーンを再現する展示イベント「魔法少女まどか☆マギカ展」が12月27日、東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館で始まった。限定グッズの販売もあり、ファンにはたまらないイベントとなっている。期間は12月31日まで。
展示スペースは「巴マミ」「美樹さやか」「佐倉杏子」「睦美ほむら」「鹿目まどか」の順でキャラごとに分かれて並んでいる。さらにそれぞれのゾーンが「日常シーン」と「魔女の結界」に分かれており、メリハリが効いている。例えば巴マミの場合、日常シーンの展示ではティーカップなどの小物やポスターを使って、マミとまどかのお茶会シーンを再現している。ところが魔女の結界の展示に進むと、先ほどの明るい雰囲気から一転、暗い闇の世界に。マミの等身大フィギュアが置かれており、お菓子の魔女との戦いに突入するのだ。傍らのディスプレイではアニメの戦いのシーンを流しており、ムード満点となっている。
キャラ別の展示を抜けると、資料展示ゾーン。新房昭之監督やキャラ原案を手掛けた蒼樹うめさんによる記念色紙、初公開となるアニメの制作資料、ねんどろいどフィギュアなどが飾られている。キャラごとの展示もこの資料展示ゾーンも写真撮影OKとのこと。会場は広くてゆったりしているので、ゆっくり見て回ったり、記念撮影したりして楽しめそうだ。
展示を堪能した来場者を待ち受けているのはアトラクションコーナーだ。手榴弾型ボールを穴に入れて遊ぶ「ほむらのマジカルグレネード」、的当てゲーム「さやかの正義」、ボールを投げて敵を倒す「マミさんのティロ・フィナーレ」をプレイでき、クリアすると「ブック型ふせんセット」がもらえる。クリアできなくても参加賞のスタンプがプレゼントされるので、大いに遊ぶ価値あり! 料金は1回500円となっている。
物販コーナーも充実しているのでお忘れなく。Tシャツ(2000円)や「キュゥべえなりきりタオル」(3800円)といったイベント限定グッズ、先行販売のスカジャン(1万8900円)、冬コミでも販売される「年末年始セット」(2000円)、ソウルジェムのレプリカ(3150円)などが購入できる。ソウルジェムレプリカは1万500円のハイクオリティバージョンもあるぞ。
営業時間は午前11時〜午後7時。当日券は1300円(前売り券の販売は既に終了)。初日にはオープン前の会場に100人以上の行列ができていたので、チケットを持っていない人は会場に早めに行った方が良さそうだ。東京での開催が終わった後は、大阪会場(アジア太平洋トレードセンター ATCホール)で2月10〜12日に、名古屋会場(名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール)で3月20〜25日に開催する予定になっている。
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