Web APIなどを使って開発したオリジナル作品で競うコンテスト「Mashup Awards 7」(リクルート主催)の最終審査と授賞式が12月11日に開かれた。思わず誰かにしゃべりたくなるようなアプリに贈る、我らが「ねとらぼ賞」には、リア充の位置情報を共有する「リア充爆発しろ」が選ばれた。
リア充爆発しろは、GoogleマップやはてなココのAPIなどを活用したサービス。街中でリア充に遭遇したら、サイトにアクセスし、位置情報を送信しよう。リア充の出没スポットを地図に登録できる。登録されたスポットには赤や紫色の丸印がつくため、まるで“爆心地”のようになるぞ。
開発したのは、大学院生の松本悦宜さんと畑昌宏さん。きっかけは、2人がスタッフとして参加するオープンソースカンファレンスで、スタッフ仲間にカップルが誕生したことだったという。「けしからん!」と考えた2人は早速友達数人とアイデアを出し合い、思いのたけをこのサービスにぶつけたそうだ。
人肌恋しい季節。クリスマスも目前に迫りイルミネーションが輝く冬の街で、大手を振って(?)歩くリア充どもを見つけたら、そこのあなたもこのサービスを使って、「リア充爆発しろ」と叫びたい気持ちを発散すると良いかもしれない。
Mashup Awards7の最優秀賞には、Kinectを使ってジェスチャーで◯×ゲームを楽しめる「ミブリ・テブリ -QUIZ kinect-」が選ばれた。優秀賞に選ばれた「東日本大震災アーカイブ」や、自動変形する計量スプーン「smoon」も会場で人気だった。受賞作の一覧は特設ページで閲覧できる。
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