タッチも音声コマンドも不要、見つめるだけで携帯電話を操作できる技術が、2012年に登場する。
この技術は「Senseye」と呼ばれ、端末に取り付けるケースの形をしている。カメラと赤外線LEDを使ってユーザーの目の動きをとらえ、ユーザーがどこを見ているのかをソフトウェアで計算する。ユーザーが画面を見ると端末のスリープ状態を解除したり、目の動きに合わせて画面を自動的にスクロールしたりする。シューティングゲームでは、目で敵を狙うだけで撃つことが可能という。
Senseyeは2012年にAndroid向けにリリースされる。プロトタイプは携帯電話より一回り大きいが、Vergeの記事によると、2013年にSenseye内蔵の携帯端末をリリースする予定だ。
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