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 昨年の上海万博で注目を浴びた人型ロボット「夢ROBO」が、11月9日から開催の「2011国際ロボット展(東京ビッグサイト)」で展示されている。人間のような動きで黙々とはしごを昇り降りする姿を見ているとなぜか胸が熱くなる。

 夢ROBOは、ロボットメーカーのマッスルが展示している、愛きょうのある丸顔のロボット。ブースの外壁に鉄パイプでできたはしごをかけて、昇り降りのデモンストレーションを行っている。動きには機械的なカクカクした感じはあまりなく、体を伸ばす動作には柔らかさもあり、遠くから見ると人間が昇り降りしているように見える。

 手足はフック状になっており、昇る際は左手を伸ばして上のパイプに引っかけ、右手、左足、右足の順に手足を上げて、左手と同じように引っかけていく。両手両足が1段上に移動すると、体をぐっと上に伸ばし、次の段のパイプをつかむ動作に移る。降りるときはこの一連の動作を逆に行う。

 夢ROBOはパイプを直接認識するためのセンサーやカメラを搭載しておらず、伸ばした手足がパイプに触れることでパイプを認識し、引っかける動作を実行する。動きはあらかじめプログラムで決まっている。

 夢ROBOは2010年の上海万博の日本産業館で公開するために、堺屋太一元経済企画庁長官が総合プロデューサーとなり、AQUOSのデザインを手掛けるプロダクトデザイナーの喜多俊之氏がデザインした。産業用機器の制御システムを製造していたマッスルが中心となり、関西の中小企業14社と共同で開発した。

 上海万博の開催中は、雨の日も風の日も休まず20メートルほどの高さを昇り降りした。勤勉に働く日本のサラリーマンをイメージして作られたという。現時点で「夢ROBO」に進化版の予定はないが、万博開催後も各地のイベントでデモンストレーションを実施しているという。

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