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 地面に描かれたレゴ風の兵馬俑が立体的に見える――アメリカのアートイベントに登場したトリックアートがすごいと話題になっています。

 3×5メートルほどの地面に描かれたのは中国の世界遺産である兵馬俑で、兵士18人と馬1頭がチョークでレゴ風に描かれています。平面のイラストなのに、まるでレゴの兵馬俑が出土したように立体的に見えます。

 このトリックアートを制作したのはオランダの「Planet Streetpainting」というアーティスト集団。兵馬俑を誰にでもイメージしやすいもので表現しようと、レゴ風にデフォルメしました。

 立体的に見えるのは遠近法を利用しているためで、画像共有サイトには物差しを使って地面に精密な絵を描く制作の様子が公開されています。白線で描かれた下絵は今にも動き出しそうな立体感。特定の位置から見ると立体的に見えるのに、ほかの場所からだと地面に線が描かれたよく分からないイラストにしか見えないのが驚きです。

 イラストが公開されたのは、フロリダ州サラソタで11月1日から7日まで開催のチョークアートイベント「サラソタチョークフェスティバル」。画像共有サイトでは、ほかにもイベントの様子が多数公開されており、様々なアーティストのチョークアートを見ることができます。

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