「いいかげんにして! 『テトリス』と『ダンスダンスレボリューション』、どっちが大事なの!」「そんなの……どっちも大事に決まってるじゃないか!」
――そんなやりとりがあったかどうかは不明ですが、このゲームなら「テトリス」も「ダンスダンスレボリューション」も一緒に楽しむことが可能です。その名も「DDRテトリス」。作ったのはなんとマサチューセッツ工科大学(MIT)の学生チームだそう。
モニターの代わりに使用されているのは、高さ6フィート(約1.8メートル)のLEDディスプレイ。ゲーム内容はみなさんよくご存じの「テトリス」ですが、コントローラは使わず、足もとの「ダンスダンスレボリューション」専用マットを使ってプレイするのが特徴です。
動画では女性と男性のペアで対戦モードをプレイ。女性の方はわりと慣れている感じですが、男性の方は慣れない操作によろよろ、フラフラ……。中盤まではなかなかいい勝負に見えたものの、最後は女性側の猛攻により、落ちてくるブロックをさばききれなくなってゲーム・オーバー。ブロックが上の方まで積み上がってくると、足で操作するのはかなり難しそうですね。
これまで紹介してきた「改造テトリス」の中ではかなり遊べそうな本作。初心者同士の対戦も見ていてほほえましいですが、ぜひとも「極めた」プレイヤー同士での対戦プレイも見てみたいと思いました。あとDDRマットでプレイするだけなら、プレイステーション版「テトリス」+DDRマットでいいんじゃないか――というツッコミはなしの方向でおねがいします。
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