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 キャンバス代わりのiPadに指を使って描いた人物画。筆を使って描いた水彩画のような出来栄えだ。画家の山岡セイコウ氏が描いたもので、制作過程をYouTubeで公開している。

 動画は3時間ほどの制作時間を5分前後に圧縮したもの。下絵を描くところから始まり、拡大や縮小を繰り返しながら、細部まで色付けして完成する。ArtStudioという有料のアプリを利用している。

 山岡氏がiPadアートを始めたのは3カ月前。練習のつもりで電車内でiPadを利用して絵を描いていたところ、その魅力に気付いた。描く場所や道具の制約から解放されるだけでなく、絵の具が乾くのを待つ必要がなくなるため制作時間を短縮できる。失敗を簡単に取り消すことができるのもデジタルの強み。今後も「指だけで描く新しいアートの世界」を模索していきたいと話している。


※こちらはiPod touchを使って描いた作品


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