滋賀県彦根市は9月5日、市のキャラクター「ひこにゃん」をブログやTwitterなどで使用する際、政治的・宗教的な意見などを掲載しないよう求める告知を掲載した。
同市は、Twitterのアイコンにひこにゃんの画像が使用され、あたかもひこにゃんがつぶやいているかのような誤解を与える表現がされていると指摘を受けたと述べている。「ひこにゃんは、公益性を有する彦根市のキャラクターであり、そうした誤解を与える表現についてはご遠慮いただきますようよろしくお願いします」
具体的には、ブログやTwitterで、政治的・宗教的、あるいは他人を誹謗中傷する発言や意見など「ひこにゃんのイメージを壊すような偏った発言や意見」を、ひこにゃんの画像を一緒に掲載しないでほしいと求めている。ひこにゃんがそのような発言をしているかのように誤解され、ひこにゃんのイメージが損なわれる恐れがあるとしている。
先月には、北海道長万部町のゆるキャラ「まんべくん」のTwitterアカウント(@manbe_kun)が戦争関連の発言で炎上し、運用中止になっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.