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　車内販売が終了した特急電車に乗って移動していたあるTwitterユーザーに、別のTwitterユーザーが駅弁を届けるという出来事があった。途中駅のホームで、いかに鱒ずしは手渡されたのか――。その様子が「奇跡の1分オフ」というタイトルでTogetterにまとめられ、ちょっとした感動（？）を呼んでいる。

　Twittterユーザー@mamechi_tさんは8月24日、特急サンダーバードに乗って東北方面に向かおうとしていた。午後6時半ごろ、駅弁を買えずに乗車した@mamechi_tさん。「車内販売来るかなあ」とつぶやいた後、衝撃の事実が発覚した。なんてことだ。「車内販売が敦賀で終了……だと……」。

　だが、ここで救世主が現る。Twitterユーザーの@freezedeerさんだ。「今、福井駅前にいますが、鱒ずし差し入れますか？」「本当ですか？　かなり本気でお願いしたいです」「何号車ですか？　ドア受け渡しで行きましょう」。2人のこんな会話がTwitterで繰り広げられ、駅弁が@mamechi_tさんに届けられることになったのだ。

　「37号7号車、金沢よりのドアしか開かないようです」――@mamechi_tさんが、自身が乗っている車両の情報をつぶやく。それを見て、“支援物資”を手に、福井駅のホームで待つ@freezedeerさん。「まもなく福井！」「スタンバイなう！」……そしてっ……。

　「受け渡し完了なう」「任☆務☆完☆了。史上最短1分間オフ終了」――特急がホームに停車するわずかな時間で、無事鱒ずしが手渡されたのだった。「ありがたく頂戴します」「実に美味しゅうございます」と、@mamechi_tさんは感動した様子でつぶやいていた。