室内の展示を見終わったら、庭をお散歩するのもお忘れなく。恐竜「ピー助」の背中にのったのび太とドラえもんや、どこでもドアのオブジェを設置しているほか、ドラえもんに登場する土管の空き地を再現した広場もあり、大人も子どももわくわくすること間違いなしだ。外の休憩スペースには「きこりの泉」も。手動でポンプを動かすときれいなジャイアン像がゆっくりと浮上する。
藤子作品を自由に読める漫画コーナー、オリジナルグッズを販売するミュージアムショップ、ミュージアムでしか見ることができない10分の短編を上映するシアターも併設した。3階のミュージアムカフェでは、ジャイアンの顔をあしらったカツ丼、スネ夫の髪型を再現したチョコクレープ、コロ助やパーマンが描かれたカフェラテなど、作品にちなんだメニューを提供。食べるのがもったいなくなりそうだ!
22日のメディア向け発表会には、阿部孝夫川崎市長、藤子プロの伊藤善章社長、藤本正子さんが出席した。藤本さんは「彼(藤子さん)の原稿を離散せず、1カ所にまとめられるのがうれしい。黙々と描き続け、62歳で生涯を終えた1人の男の人生を見てやって下さい」と話した。
ミュージアムは日時指定の完全予約制。開館時間は午前10時〜午後6時までで、チケットは大人1000円、中高生700円、子ども500円。JR・小田急線の登戸駅とミュージアムの間をシャトルバスが運行している。
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