以下の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1108/09/news040.htmlより取得しました。


実用化が待たれます

 Microsoft Researchとテキサス大学が共同で研究している、「Shadow Draw」というシステムが話題になっています。

 簡単に説明するなら、絵心のない人でも簡単に絵が描けてしまうアシストツールといったところ。ユーザーが描いた線から「次に描こうとしている線」を予測して、ぼんやりと表示してくれるというものです。

 YouTubeには実際に使っている様子も投稿されています。


 動画では人の顔、自転車、スニーカー、Tシャツなどのイラストを描いており、例えば人の顔なら、最初に輪郭線をスッと引いただけで、目や鼻、首などのラインが影のように浮かび上がってくるといった具合。この影は線を引くたびにリアルタイムで変化し、自転車やスニーカーなどでも同様で、だいたいの線を引けば、あとは描きたいものの姿が勝手に浮かび上がってきます。絵心のない人でも、それをなぞっていくだけで、簡単にイラストが描けてしまうというわけですね。

 「次に描こうとしている線」は、あらかじめ登録しておいた3万件の写真データから推測。実際にこれを使って描いたイラストと、何も見ずに描いたものとを並べて比較させたところ、多くの人が「Shadow Drawを併用して描いたイラストの方が上手に描けている」と答えたそうです。

 今回のケースでは、インターネットで集めた写真を登録したとのことですが、漫画やアニメのキャラクターを読み込ませておけば、誰でもかわいい女の子のイラストを描けるように――といった使い方もできそう。あくまでまだ研究中のシステムですが、すでに「SIGGRAPH 2011」などいくつかのイベントには出展されており、実際に触って試してみることもできたようです。

後ろにぼんやりと影のように映っているのが「Shadow Draw」による補助線。新しい線が引かれるたびに補助線もリアルタイムで変化し、「描こうとしているもの」にどんどん近づいていきます

上の段が、何も見ずに描いた「人の顔」、下の段がShadow Drawを使って描いた「人の顔」


関連キーワード

イラスト | 日々是遊戯 | Microsoft | 写真 | 比較 | インターネット | 共同研究 | Microsoft Research


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.




以上の内容はhttps://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1108/09/news040.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14