iPhone/iPadアプリの「GROOVE COASTER(グルーヴコースター)」が面白い!
筆者のまわりでも絶賛の嵐。「iPhoneの音ゲーでは最高!」とか、「音ゲーの最高傑作!」なんて声もある。なにを大げさな、と思いながら遊んでみると……なるほどこりゃ楽しい!
さっそく紹介します!
ゲーム内容はよくある音ゲー。動画を見ていただければルールやシステムについては一目瞭然でしょう。流れてくる譜面に合わせて画面をタップする、ただそれだけのゲームです。
ちょっと違うのは、「グルーヴコースター」という名前のとおり、譜面がジェットコースター状になっている点。音譜が流れてくるのを待つんじゃなく、プレイヤー自身が譜面の上を流れていく。目立った特徴と言えばそれくらいなんだけど、これがたまらなく気持ちいい!
コースはまっすぐだったり、ジグザグだったり、360度ループみたいなのもあったりと起伏に富んでいて、エレクトロなサウンドと相まってプレイヤーの脳みそをぐわんぐわん揺さぶってくれます。さらに画面をタップすることで目の前にぱぁーっと光の花が広がり、視覚・聴覚・触覚をいっぺんに刺激。ほかの刺激が入らないように部屋を暗くして、ヘッドフォン装着で遊べばたちまちトリップできること請け合いです。
考えてみれば今までの音ゲーって、譜面と背景がバラバラに存在してたんですよね。プレイ中は譜面を凝視しちゃうので、背景はどうしても目に入ってきにくい。だけどこのゲームの場合、譜面がそのまま背景になってて、背景がそのまま譜面にもなってる。実は音ゲーって、音楽よりも映像の方が重要だったんだなあ、ということをあらためて実感させられました。特に「スペースチャンネル5」や「Rez」などが好きだった人にはぜひ遊んでみてほしい作品です。
余談ですが、本作の開発者は「スペースインベーダー インフィニティジーン」の石田礼輔氏。BGMはもちろん、タイトーのサウンドチーム・ZUNTATAが手がけており、石田氏やZUNTATAのファンにとっても見逃せない作品となっています。8月7日までは特別価格85円にて販売中(以降は250円にて販売予定)なので、興味がある人はぜひダウンロードして遊んでみてください。
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