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 Googleは、ソーシャルサービス「Google+」を使っている企業のプロフィールをシャットダウンする方針を明らかにした。現在の同サービスはコンシューマー向けであり、企業などの団体はビジネス版を待ってほしいと説明している。

 Google+に参加している企業は既にあるが、Googleのクリスチャン・オストリーン氏は今のGoogle+は企業のニーズには最適化されていないとしている。アカウントを作成する際に、必ず性別を選択しなければならないといった点がそうだ。「ユーザー同士がコミュニケーションするのと、ユーザーが企業とコミュニケーションする方法は違う。われわれは両方に最適な体験を作りたい」

 このためGoogleはGoogle+の企業向けバージョンを開発しており、年内に立ち上げる計画だ。「それまでの間、企業は通常のプロフィールを使ってGoogle+ユーザーとやり取りしないことを勧める。われわれのポリシーチームは個人ユーザーでないプロフィールをシャットダウンするため、プロフィールの持ち主に積極的に働きかけている」とオストリーン氏。

 実際にプロフィールをシャットダウンされた団体も既にある。ブログメディアのThe Next Webは、自身のGoogle+アカウントを閉鎖されたと報告している(7月8日追記:The Next WebのGoogle+アカウントはその後復活した。「Google+に戻ったようだ。当惑している」と報告している)。

 Googleは今後数カ月にわたって企業向けバージョンを少数のパートナーとテストする予定。テストに参加したい団体はフォームから申し込める。

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