夜の暗い道路に丸く描かれたLEDの光が疾走していく――。米カーネギーメロン大学で工業デザインを学ぶEthan Frier氏とJonathan Ota氏が提案する「Project Aura」は、その名のとおり、オーラのような光を放ちながらツーリングできるというもの。
都市部の自転車事故を防ぐべく開発された。前輪のハブダイナモによって発電し、前後輪のホイールに仕込まれたLEDが発光する。車輪が回転し、徐々にスピードを上げると赤から白へと変化する。このシステムを活用すれば、周囲に自転車の存在をより認識させることができるのではないかという目論みだ。
「Project Aura」のブログでは、開発の動機やその製作過程がつづられており、動画もいくつか上げられている。オーラをまとい、2つの光の輪が夜を切り裂いて進む姿は美しい。つい、うっとり見とれてしまわないかを心配してしまう。
Project Aura: Bicycle Safety Lighting System from Project AURA on Vimeo.
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