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 Webブラウザのアドレスバーは不要なのか――? Google Chromeの新バージョンをきっかけに、こんな議論が起きている。

 Googleは先に開発版「Chrome 13」をリリースしたが、このバージョンではURLが表示されるアドレスバーを完全に隠すことができる。URLを見たいときは、タブをクリックするとアドレスバーが現れる。

 これを受けてMozillaは、アドレスバーを含めたツールバーを隠すFirefoxアドオン「LessChrome HD」をリリースした。隠れたツールバーはタブにカーソルを合わせると表示される。

 こうした動きから、アドレスバーを隠す機能がブラウザのトレンドになるのではないかとの声が一部で上がっている。アドレスバーを非表示にすれば、Webページを表示するスペースが広がる。これはNetbookやタブレットなど、PCよりも画面が小さなデバイスでは重要だ。さらに「目指すサイトにたどりついたら、そのアドレスをずっと表示しておく必要はない」とITニュースサイトCONCEIVABLYTECHは指摘している。

 とはいえ、アドレスバーを隠すことに誰もが賛成というわけではない。URLが見えないことで、フィッシングサイトを見分けにくくなるため、セキュリティ上好ましくないという意見もある。

 アドオン開発企業Salsita Softwareのマシュー・ガートナー氏は、アドレスバーを隠せば、どのページを見ているのか分かりにくくなり、ほかのページへの移動が難しくなると主張している。ただし同氏はこの機能に反対しているわけではなく、作業によってはアドレスバーが見えないほうがいいという考えだ。活発にWebサーフィンをして調べ物をする場合はアドレスバーが重要になるが、Webメールを読むだけなら不要だ。「ブラウザベンダーが作業によって異なるUIを提供するようになれば、従来のUIウィジェットのどれが必要なのか、どれをキープするかを賢明に決定ができるようになる」

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