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 中国の強制労働収容所で、ネットゲームのアイテムを収集して換金する「ゴールドファーミング」が行われていたとGuardianが伝えている。

 ゴールドファーミングとは、オンラインゲームの仮想通貨やアイテムを転売目的で収集し、RMT(仮想アイテムを現金と交換する)で収益を上げる行為。Guardianは、中国の強制労働収容所は収容者にオンラインゲームをプレイさせ、看守が仮想アイテムを現金と交換していたと元収容者の話として報じている。

 同紙の取材に応えた元収容者は、汚職について政府に陳情したために、2004年から3年間、黒竜江省の収容所に入れられた。収容所では300人の収容者が12時間シフトでゲームをプレイさせられ、1日に5000〜6000元(470〜570ポンド)の収益があったと話している。オンラインゲームだけでなく、採掘作業などの肉体労働もあったという。

 中国は2009年に仮想マネーを現実の商品と引き替える行為を規制したが、この人物が収容所にいたのは規制前で、収容者を利用したゴールドファーミングは広く行われていたという。

 一方Telegraphは、黒竜江省の収容所の関係者はこの報道を否定していると伝えている。関係者によると、収容所にはあまりコンピュータはないという。

 多くのオンラインゲームではRMTを禁止しているが、オークションサイトなどで仮想アイテムの取引が行われている。例えばKasperskyが昨年行った調査では、米eBayで、オンラインゲーム「World of Warcraft」のアイテムが30日間で総額22万ユーロ以上取引されていた。不正アクセスにより他人のアイテム入手して売却するという事件も起きている。

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