部屋の壁一面に敷き詰められた、赤と黒のコンバース。これ、なにをやってるか分かりますか?
男性2人が遊んでいるのはなんと「インベーダー」ゲーム。この動画は、スニーカーブランド「コンバース」による、「The Canvas Experiment」というプロジェクトの一環としてYoUTubeに投稿されたもの。コンバース480足を使って巨大モニターを作成し、ゲームや楽器演奏など、いろんなことに使って遊んでいます。
最初はストップモーション作品かと思いましたが、よく見るとちゃんとリアルタイムで動いているのに驚き。使われているコンバースは、片側が黒、もう片側が赤というデザインになっていて、どうやら表と裏をパタパタと入れかえることで映像を表現しているみたいです。
欠点は解像度が24×20ドットしかないことと、色を変える際、いちいちスニーカーを物理的に回転させなければならないため、いわゆる「応答速度」がちょっと微妙なこと。動画でも、敵の弾などはスピードが速すぎてスニーカーの回転が描画に追いついていないのが分かります。
とは言えタテ4メートル×ヨコ5メートル(インチに換算すると約250インチ!)という巨大さと、本当にスニーカーでモニタを作ってしまう行動力には脱帽。YouTubeにはこれ以外にも、このスクリーンを使った様々な動画が投稿されているようです。
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