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 Sony Computer Entertainment America(SECA)は、プレイステーション 3(PS3)のプロテクトを解除したハッカーのジョージ・ホッツ氏を訴えていた訴訟で和解したと発表した。

 SCEAは1月に、ホッツ氏がPS3をハッキングし、その方法をネットで公開したのは違法行為だとして訴訟を起こした。同氏のハッキング手法を使えば、PS3で海賊版ゲームをプレイすることが可能になるためだ。

 ホッツ氏は和解の一環として、ハッキング方法のネット掲載を禁じる差し止め命令に同意した。「ユーザーにトラブルを起こしたり、違法コピーを容易にする意図はなかった。訴訟が解決してうれしい」と同氏はSCEAの声明文でコメントしているが、自身のブログでは「ソニーボイコットに参加する。ソニー製品は二度と買わない」と述べている。

 この訴訟をめぐり、ハッカー集団Anonymousがソニー傘下のサイトに攻撃を仕掛けたが、ホッツ氏は攻撃には参加していなかったという。

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