パナソニックは4月26日、充電式電池「エネループ」と「充電式エボルタ」の新製品を発売する。従来よりも繰り返し使用回数や容量を拡大している。
エネループ(スタンダードモデル)は繰り返し使用回数を従来品の約16%増の約2100回にアップした。お手軽モデルの「エネループ ライト」は2.5倍の約5000回となっている。また充電後の自然放電を抑制する技術の改良で、満充電後に1年放置しておいても約90%パワーが残り、5年後でも使用可能としている。外観も刷新し、エネループロゴを大きく配したデザインから、パナソニックロゴを大きく描いたデザインに変えた。
エボルタは従来品と比べて、スタンダードモデルで50mAh容量がアップ。パナソニック製充電ライト(BG-KL01H)に使った場合、使用可能時間が約30分長くなる。ハイエンドモデルでは容量が100mAh増えた。
また節電のため充電器に待機電力ゼロモードを搭載した。充電完了後に電池1本ごとに満充電状態を検知し、充電電力を制御して待機時の電力を削減する。電池の電圧を監視して充電しすぎの無駄を省く技術も搭載し、従来品と比べて充電時間を約5%短縮している。
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