9月20日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で「東京ゲームショウ2012」が開幕した。今年のテーマは「GAMEで笑顔がつながっていく。」。カプコンの「モンスターハンター4」の試遊にはシングルプレイ/マルチプレイともに長蛇の列ができていた。今日と明日の2日間はビジネスデー、一般公開日は9月22日と23日の2日間となっている。
昨年実施された「東京ゲームショウ2011」は、ビジネスデイと一般公開日の4日間で22万2668人を記録。東京ゲームショウ過去最高となった昨年の約20万7647人をさらに上回った。今年も同規模の動員を予定している。日本をはじめ19の国と地域から出展があり、出展社数は国内126、海外83の合計209社(昨年は193社)となり、出展タイトル数は過去最多の1043作品の届け出があった。傾向としては、スマートフォン/タブレット用タイトルが大きく増加している。
「TGSフォーラム2012」の基調講演には第一部にCESA会長の鵜之澤 伸氏が、第二部にグリー代表取締役社長の田中 良和氏が登壇する。「公式動画配信チャンネル」が開設され、会場の様子は随時配信されるようになった。また、今年から混雑する会場内の電波環境を改善するために「無線LANエリア」や「すれちがい通信&対戦ゲーム広場」を、会場2階コンコースに設置している。
会場では、BtoB向けの「TGSフォーラム2012」に加えて、ビジネスミーティングエリアの拡大やスマートフォンにも対応した新しいビジネスマッチングシステム「アジア・ビジネス・ゲートウェイ」を導入した。
会場には「一般展示」のほかに、統合および名称変更の「PCゲームコーナー」や「スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナー」、昨年に引き続き「ゲームデバイスコーナー」、「物販コーナー」、「ゲームスクールコーナー」、「ファミリーコーナー」などが設置されている。イベント関連では、「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」や「TGSフォーラム2012」、「SENSE OF WONDER NIGHT 2012」、「アジアネットワーキングパーティー」も。今年も日本ゲーム大賞や東日本大震災復興支援も実施される。
昨日行われた「SCEJ Press Conference」において発表された小型軽量化された新型PS3や、PSP Vitaの新色「コズミック・レッド」「サファイア・ブルー」も展示。ビジネスデーとなる初日には多くのゲーム関係者が新規タイトルを試遊したり、説明を受ける姿が見られた。
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