昨日（7月23日）発売された「ゼクシィ」9月号が話題だ。ゼクシィと言えばブライダル情報誌の定番だが、今回の付録はなぜか「乙女すぎるドライバーセット」。えっ、なぜ結婚情報誌にドライバーが……？　同じように衝撃を受けた人は多かったようで、Togetterの「ゼクシィの付録についた『乙女すぎるドライバーセット』」には、困惑するTwitter民たちの声がまとめられている。

　Togetterを見ると案の定「ドライバー？　乙女？　えっ？」「今月のゼクシィの付録が『乙女すぎるドライバーセット』って書いてあったから５度見したけど『乙女すぎるドライバーセット』で間違いありませんでした」など困惑している人が大多数。しかし一方では「気になりすぎて結婚の予定もないのにゼクシィ買ってしまいそう」「全然好みじゃないけど、違和感あり過ぎてちょっと欲しい」など、一周回って逆に欲しくなってしまったという声も多く見られた。

　ITmedia内にちょうど買っていた人がいたので実際に触らせてもらった。セットの内容は、専用ケースとドライバー本体、そしてプラスマイナス大小2種類ずつ（合計4種類）の先端ビット。ケースとドライバー本体には花柄があしらわれており、なんとも乙女チックだ。

　使い勝手は、雑誌の付録と考えればまあまあ。ただ、どうせなら力のない女性でも扱いやすいよう、グリップ部はもっと大きい方が良かったのでは、という気はする。また「なぜ結婚情報誌にドライバー？」という誰もが感じるであろう疑問については、「彼との新生活準備のお供に！」とのこと。確かに、引っ越しや家具の組み立てなどでドライバーが必要になる場面は多そうだ。

　それにしても、ビックリしたのがそのコストパフォーマンスの高さだ。ゼクシィってこんなに分厚いの!?　ページ数は約1500ページ、重さは軽く4キログラム以上はあった。Togetterの「傷害罪を起こしうる鈍器として有名なゼクシィ」というコメントにも納得だ。これで税込500円、さらに付録まで付いているんだから、恐るべしゼクシィ！　気になっている人は、なくならないうちにぜひどうぞ。