Googleが4月4日に公開した、拡張現実メガネのコンセプト動画がすごい。現実の空間にアイコンやテキストが浮かび上がり、まさに「電脳コイル」に出てくる「電脳メガネ」のような感覚だ。
動画では“もしも「拡張現実メガネ」が現実にあったら”をテーマに、ある男性の1日を再現している。
朝目が覚めると、まずはその日のスケジュールが目の前にポップアップ。窓の外を見ると今日の天気と降水確率が表示される。朝食のサンドイッチを食べていると友達からメッセージ。2時に本屋で会おう。メッセージ送信。地下鉄で出かけようとしたら停止中だった。瞬時に代わりのルートが検索され、ナビゲーション開始。本屋に到着。友達が近くに来たことを知らせるアラートが鳴る。合流。一緒にカフェでコーヒーを買い、そのままGoogle+にチェックイン――。
このプロジェクトは「Project Glass」と呼ばれており、Google+には開発中のモックアップ写真も掲載されている。実際に形になるのはまだまだ先になりそうだが、ぜひ実用化に期待したい製品だ。
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