「APPTAG LASER BLASTER」という海外のオモチャがゲーマーたちの注目を集めている。まだコンセプト段階の商品だが、クラウドファンドサイト「Kickstarter.com」で資金を募ったところ、目標の3万ドル大きく上回り、現在までに5万5000ドルを集めることに成功。すでに製品化されることは決定しており、公式サイトではまもなくプレオーダーを開始する予定としている。
AppTag Laser Blaster from Jon Atherton on Vimeo.
どんな製品かは、公式サイトの動画を見てもらうのが手っ取り早い。要するに銃のオモチャなのだが、単体では遊べず、専用のアプリを立ち上げたスマートフォンを本体にセットすることではじめて遊べるようになる。
面白いのはここからだ。スマートフォンの画面には、正面カメラの映像が映し出されており、トリガーを引くとレーザーが発射される。「APPTAG LASER BLASTER」を持ている人同士で撃ち合うこともでき、レーザーが当たればポイント獲得。さらにはアーマー、回復キット、弾薬パックなどのアイテムをARで出現させることもできるという。要するに、ARを使って現実空間内でFPSが楽しめてしまうというわけだ。
下半分は別のユニットと差し替えが可能で、既存の銃のオモチャにセットして遊ぶこともできるという。価格は未定だが、Kickstarterでは35ドルで1ユニット、65ドルで2ユニット分が購入可能だ。
これならサバイバルゲームのように準備に手間もかからないし、弾が当たって痛いということもない。ぜひ8ユニットくらい揃えて、広いところでガンガン撃ち合ってみたい。
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