この連載でも以前紹介した、インディーズゲームクリエイターを題材としたドキュメンタリー映画「Indie Game: The Movie」が、先日行われたサンダンス映画祭で最優秀編集賞を受賞したそうです。
サンダンス映画祭と言えば、「ソウ」や「CUBE」、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」などを世に広めるきっかけを作った、インディーズ映画専門の映画祭として有名。ここでの受賞は大変に名誉なことで、監督・脚本を務めたジェームズ・スワースキーさんとリザンヌ・パジョーさんは、公式サイトで「これが我々にとってどれほど喜ばしく、どれほど意味があることか、とても言葉には表すことができません」と、受賞についてコメントしています。
「Indie Game: The Movie」は、「Super Meat Boy」や「Braid」、「Fez」といったインディーズゲームの開発者にスポットを当てたドキュメンタリー映画。もともとはクラウドファンドサイト「Kickstarter」で出資者を募るところからスタートした企画で、当時は締め切りを待たずして約2万2000ドルもの資金を集めたことでも注目を集めました。
「Minecraft」のヒットも記憶に新しいところですが、昨今急速に存在感を増しつつあるインディーズゲームの裏側を取材したという点でも、貴重なフィルムとなりそうな本作。残念ながら日本での公開については未定ですが、公式サイトでは、DVDおよびデジタル映像のプレオーダーを受け付け中です。
Indie Game: The Movie Official Trailer from IndieGame: The Movie on Vimeo.
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